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東京電力福島第1原発2号機の原子炉圧力容器に設置された温度計の一つが保安規定の80度を超えた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は、「冷温」の範囲を現行の100度以下から、10倍の1000度以下に引き上げることを決定した。今後、温度計の値が100度を上回っても、政府が宣言した「冷温停止状態」は定義上保たれたままとなる。
(中略)
会見に応じた枝野幸男経済産業大臣は「原子炉と同様、核反応を起こしている太陽の中心温度は約1500万度。最も温度の低い黒点ですら4400度もあるのだから、これらと比較して1000度を『冷温』と定義することに問題はない」と述べ、2号機の冷温停止状態は今後も維持されるとの見解を明らかにした。
また「もし温度計が1000度以上を示した場合どのように対処するのか」という記者からの問いかけに対し、枝野大臣は「その時は冷温基準を1万度に引き上げるだけだ」と、誰もが予想した通りの解決策を示した。保安院から報告を受けた野田首相も「熱湯風呂なら93度は由々しき事態だが、熱々おでんなら許容範囲」として、特別問題視しない姿勢だ。
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